菊池渓谷と阿蘇山へ!

Mount Aso


Kikuchi Valley

九州地方で勉強している私にとっても、今日見に行った熊本県の菊池渓谷は初めて訪れる場所でした。すごかった!自分の国にも滝はたくさんあるけど、菊池渓谷のものは特別でした。特に夏場はとてもきれいで涼しく、穏やかな空気を感じることができました。その後、阿蘇山に行って、360度見渡せる素晴らしい風景を楽しみました。火口付近に行くゴンドラの中から万里の長城のように山々が連なっている景色が目に飛び込んできました。とても素晴らしい一日でした!!

(Cherilyn Than Than, Myanmar)

荒尾市万田坑訪問

Manda Mine Museum


In front of Arao Manda Mine Site

万田坑は124年間、日本の近代化に貢献しました。だから、この炭鉱は歴史的に重要な価値があると思います。かつて万田坑で働いていた堀内さんは、この炭鉱は「包容力」があるとおっしゃっていました。言い換えると、どんな学歴を持っていようとも、身体が強ければ誰でも万田坑で働くことができたということです。また、堀内さんは万田坑について話をしている間、情熱に溢れていました。私は彼のスピーチに感銘を受け、万田坑の世界遺産登録について考えました。私たちが世界遺産への登録についてディスカッションをした時、あるグループは荒尾市における万田坑の知名度などといった問題点を指摘しました。そのとき、万田坑についてポジティブとネガティブの両方の視点から考えることが重要だと思いました。私は自分自身の国である日本の歴史について考える、すばらしい機会を得ることができました。

(Risa Taniwaki, Japan)

変化をもたらすということ

Arao City Kids Interaction Day

昨日、荒尾のLOCの方々はWCIメンバーに地元の子供たちと交流できる機会を用意してくれました。日本の子供たちと交わっている時、自分たちは何かしら変化や違いをもたらしているように感じました。子供たちは無意識だったかもしれませんが、私達が子供たちに影響を与え、また子供たちも私たちの人生に影響を与えました。あんなに暑かったにもかかわらず沢山のゲームを楽しく過ごせたのは子供たちのはにかみながらもかわいい笑顔や、希望や好奇心に満ちた目があったからだと思います。私はたとえ一分でも一秒でも、たった一回の場面や笑顔、言葉だけでも人生は変わるものだと信じています。今日の交流を通じて子供たちの明るい未来に少しでも触れることができたのはとても運がいいことだと思いました。

(Burcu Tepik, Turkey)

熊本城観光とこうのとりのゆりかご訪問

Visit to Kumamoto Castle


Lecture by Taiji Hasuda

この夏の第三セッションのスタート地点である荒尾市での滞在中に、熊本城を訪れる機会がありました!熊本城は日本にある城の中でも最大級の大きさと言われています。日本の暑い日差しの中、戦で52日間の籠城に持ちこたえたと言われる城壁の中を歩き回りました。ガイドさんが熊本城の歴史に関して説明してくれた後、ウォークラリーをして城内を探検しました。

外で昼食をとった後、2006年の5月に赤ちゃんポストが設置された慈恵病院へ向かいました。「こうのとりのゆりかご」は赤ちゃんを捨てざるを得ない親に赤ちゃんを預けるための安全な場所を提供するために、置き去りにされる赤ちゃんの命を助けるための最後の受け皿として設置されました。この病院の理事長の蓮田太二さんはこのような施設は本当はあってはならないものと感じています。この病院では赤ちゃんを置き去りにするのを思いとどまらせるようにカウンセリングするサービスを24時間体制で行っています。

こうのとりのゆりかごの設置以降、相談の件数は10倍以上に増え、500件もの相談が相次ぎました。このような相談に対応できているものの、こうのとりのゆりかご自体が日本で論議を呼んでいます。自分の見解としては、こうのとりのゆりかごは望まない妊娠によって生まれた子供が捨てられ、命を落としてしまうのを防ぐ受け皿と言えるし、必要だと考えます。この複雑で難しい問題の解決には、妊娠と避妊に関してのしっかりとした教育、妊娠中の母親への援助や中絶の規制の強化などが重要なステップになると思います。

(Liz Cullen, Canada)