オランダに自転車があるように日本にはお寺がある。


今週、私たちが訪れた宇陀市(今まで私が見た中で一番美しい町)では、素晴らしい歴史を知ることができました。1日で3つのお寺を訪れるというミッションがありました!そのうちのひとつは室生寺という日本で最も古いお寺です。いくつかの建物は9世紀に建てられ今もそこにあります。お寺にある建物は1000年以上古い大きな杉の木に囲まれ、自然のパワーや美しさを思い出させてくれる素晴らしい景色でした。山上にある本堂を目指し約500ほどある石の階段を上っていくと、一段一段ごとの景色はより綺麗になっていきました。ガイドの方が仏像の意味や形について詳しく説明してくれました。それは、とても興味深いものでした。16メートルある五重塔は日本で外に立っている五重塔で最小だそうです。この五重塔は蛇のように動くので地震がきても立っていることができ、約1000年以上も立っています。そして木で作られています!本堂では何人かの僧侶がお経を唱えていました。それを見ることができた私たちはとてもラッキーです。


(Frank Florris from The Netherlands)

みんなに家は必要

15日の金曜日、ワールドキャンパス 2011 第2セッションの参加者は短い(そして、とても暑い)熊本城の見学の後、熊本県にある慈恵病院を訪れました。荒尾市にもたくさん病院があるのに、わざわざ1時間も離れた病院へ行くのはおかしいと思う人もいるかもしれません。しかし慈恵病院にはユニークな特徴があるのです;それは“赤ちゃんポスト”と言います。赤ちゃんポストは不思議な名前ですが、両親に捨てられる危険にある赤ちゃんのためにあるのです。

Stork’s Cradle


病院の壁の一箇所に赤ちゃんポストはあります。赤ちゃんを置く場所は気持ちのよいベッドになっています。そして部屋は赤ちゃんを暖かく保つために温度管理されています。赤ちゃんがベッドに置かれるとアラームが鳴り、トレーニングを受けた看護婦が赤ちゃんを確認し、医者に診察をしてもらいます。赤ちゃんを監視するためのカメラも設置されています。


赤ちゃんポスト、『こうのとりのゆりかご』は慈恵病院、蓮田太二理事長によって設置されました。病院の周辺地域で3人の赤ちゃんが亡くなった後、蓮田理事長は亡くなった赤ちゃんやその家族の助けになれなかったことをとても悔やみました。彼がドイツを訪れたとき、赤ちゃんポストがたくさんあるのを知り感銘を受けました。そして、困難がある中で2007年に日本で最初の赤ちゃんポストを設置しました。蓮田理事長はたくさんの反対意見は気にせず、捨てられる赤ちゃんの命が救われるチャンスであることを大切に思いました。蓮田理事長にとって子供たちが最優先なのです。そして今日までに75人の子供たちが命を救われました。私たちを迎え入れてくれた慈恵病院のみなさん、ありがとうございました。この後、私たちは9カ国を代表したグループでディスカッションをしました。それぞれ、感じた事やどういう意見があるかを話し合うのはとても貴重な体験となりました。

(Alexandra Kristinnsdottir from Norway)

インターナショナルフェア、9カ国 (ノルウェー紹介)

Norway Table


先週末、私たちは荒尾シティモールでインターナショナルフェアを開催することができました。現在、ワールドキャンパスのグループには9カ国からの参加者が います。そのうち4名がノルウェー人で、喜んでノルウェーを紹介していました。最初、私はどのように日本の人たちにノルウェーの文化を紹介すればいいのか 分かりませんでした。しかし結果的には大成功でとても楽しいものでした。Alexandra, Joakim, Torunn そして 私(Ola) の4人がノルウェー人です。私たちはノルウェーの伝統的な料理を作ることにしました。驚いたことに日本の人たちは気に入ったようでした。 ワールドキャンパスの代表であるヒロは幸運にもノルウェー人の奥さんを持っています、そして、彼女がこのフェアのために料理を作ってくれました。(ホスト ファミリーのお宅では、材料を調達するのは難しかったからです。)最初から作ると約2時間もかかるのですが、彼女が手伝ってくれてノルウェーの伝統料理が でき本当に感謝しています!

Norwegian porridge


とてもたくさんの人たちがフェアに来てくれました。老夫婦や100人の子供たち!フェアの最後になるとノルウェーの料理はほとんどなくなっていました。その他に私たちはliquoriceというノルウェーのキャンディのようなものも試食で置いていましたが、これは、ほとんどの人の口には合わないようでした。私たちは、ここ荒尾市で自分たちの文化や伝統、味覚を紹介できとても楽しい時間を過ごしました。私たちを快く迎えてくれ、日本の文化を分かち合うことができ本当に感謝しています。フェアでお返しに自分たちの文化を見てもらえとても良かったです。また是非やりたいです!


(Ola Johanness from Norway)

まさか、自分がするとは

大村市でホストファミリーと初めて会った日、まだプログラムは開始前でしたが、とてもめずらしい経験をすることができました。私のホストマザーは小学校の先生で、日本の小学校生活を見学させてくれました。素敵なことだと思い、喜んでついて行きました、田んぼの中へ入り田植えを経験するとは全く予想もしませんでした!人生で今までのない経験です。そして、彼らが田植えする方法は私が今まで見たり聞いたりしたのとは違っていました。私は、育ちやすそうな場所に苗を適当に植えていくのだと思っていました。でも違いました。田んぼの中にロープを引き、そのロープにそって苗を植えます。そしてロープが移動すると、それに合わせてみんな進みます。とても興味深く、効果的な方法です。私は毎日、何か新しいことを学んでいるようです!

planting rice


ここで新しい人たち、お年寄りや若い人と会う良い機会にもなりました。田植えの最中、私は子供たち、先生やそこで見学していた人たちと話しました。私は彼らに自分の国について教え、彼らは僕に日本について教えてくれました。彼らはオランダには全く田んぼはなく、その代わりに主にじゃがいもを植えているというのを知りました。ある時、蛙が女の子に飛びつき、彼女は怖がって泥の中に入ってしまいました。その時、私は日本語で蛙という言葉を教えてもらいました。(女の子を見て笑いながら) 日本語で『カエル』、オランダ語では“kikker”だと私は教えました。みんな田植えを楽しんでいるようでした。私も楽しみました。お母さんたちにとっては大変でしょう、泥だらけの服を洗わないといけません…ムワヮヮヮ!すべての経験が良い一日となりました。日本にいる間にまたやってみたいです。

planting rice


(Juir from The Netherlands)

400年後の今でも強く建っています

Kumamoto castle


今週、私たち歴史的な場所、熊本城を訪れることができました。いかに日本の建造物がシンプルでありながら美しい物なのかを見ることができる素晴らしい体験となりました。お城は建築後、400年も経っているのに今でも良い形で美しいです。私たちがお城の入り口を通ると、壁はとても高く、大きな黒い石で作られていました。どんな人でも登ることは不可能でしょう。(それが目的だと思いますが…)見張りようの建物にしても50メートル以上あります。低い扉をくぐり、小さい部屋を通って狭い階段を上っていくと、地上から50mの一番上に行くことができます。一番上からは熊本市の景色や山がとても綺麗に見ることができ、貴重な経験でした。その後、私たちは城内の復元された場所を見学しました。最近復元されたそうですが、とても繊細に再現されてあり、侍の気持ちやお城の地下道をどのように歩いていたのか感じることができました。

400 years later and still standing strong


お城の見学の後、城外で戦いに勝とうとしいるような侍の格好をした人に会いました。(外は暑いと思っていましたが、70kgもある鎧などをつけフル武装をした人を見たので、私たちはラッキーだと思いました。)彼はとても丁寧で女性に親切でした。女性の手をとり、ひざまずく礼儀の正しい挨拶をしていました。

 

今日のこの思い出はとても美しいもので、写真には写しきれないほどでした。他にもあるように、実際に自分の目で確かめないと分からない特別な場所です。実際に私は見ることができました。ワールドキャンパスに参加していなければ、ここに来ることはなかったでしょう。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

(Nina Møller from Denmark)