宇陀市でのホストファミリー

group drawing

ホストファミリーとのコミュニケーションは、常に新しい発見との連続です。僕にとってワールド・キャンパス・インターナショナルへの参加は三回目になりますが、新しいホストファミリーに出会う度に、常に新しい体験や発見に出会うことができます。そして、その体験を通して、自分のやり方を再発見することができます。

これまで数多くの優しいホストファミリーにお世話になりました。そしてホストファミリーと滞在を通して、僕が体験したことのない日本の文化を知ることができました。もちろん、時には自分とホストファミリーの興味関心がとても似通っている直ぐに意気投合することもありますし、多少時間を要することもありました。

宇陀市に滞在中、私はエンタツさんのお宅にお邪魔になりました。今回のホストファミリーと参加生のマッチング方法は、とても面白かったです。僕ら一人ひとりがそれぞれ紙を持ち、その紙に書かれているモノをホストファミリーが持っている箱の中から見つけ出すというものでした。僕の紙には、犬の首輪と書いてありました。この紙を見た瞬間に、僕はホストファミリーは犬を買っているのではないかと想像しました。

そして、ホストファミリーの家に行ってみると、4匹の犬と5匹の猫が飼われていました。家に入ると犬や猫が出迎えてくれました。もちろん、ホストファミリーも僕を大歓迎してくれました。僕のホストファザーの名前は、オサムさんで、僕の好きな英語の単語「オーサム」(日本語のスゴイの意味)と同じでした。

ホストファミリーは、僕の出身国であるノルウエーの料理に僕の曖昧な料理の知識でも、頑張って挑戦してくれました。宇陀市にある忍者村へホストファミリーと出かけに行ったことは決して忘れることはない思い出になりました。また、僕の歯が痛くなったときにも、歯医者に連れて行ってくれました。昨夜は僕のために歌も歌ってくれました。お返しに僕も、歌のお返しをして、とても忘れられないひと時を過ごすことができました。そして、僕がとっても大切にしている「ホストファミリーブック」にも、素敵な絵を描いてくれました。

ホストファミリーの家で僕は、たくさんのことを体験しました。好きだったものや苦手だったものもありました。でも、そんなことを言っているうちに、あっという間に別れの時が来てしまいました。とても寂しい瞬間です。

この別れの瞬間に僕は考えることがあります。自分のノルウエーの家に戻った時に、自分の両親や兄弟と、どんな生活をしたいかと。

ちょっとした言葉やジョーク、それに笑顔で、初めて出会ったホストファミリーとこんなにも素敵な時間を過ごすことができるのです。

僕は宇陀市でのホストファミリーのマサコさん、オサムさん、マスミさん、アカリさん、ミノリさん、エリさんと出会えて、一緒に素敵な時間を過ごすことができたことを嬉しく思います。皆さんの優しさやユーモアを忘れません。僕はそういう優しさやユーモアが地球市民に必要なモノだと思います。ノルウエーに来る機会があれば、是非僕の家に遊びに来てください。待っています。そして、またこの宇陀市に戻って来たいと思います。この一週間で築いた絆は、とても強いものだと僕は思います。

ヘニング、ノルウエー

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One thought on “宇陀市でのホストファミリー”

  1. Saying good-by always brakes my heart. But it would be easier to endure that, if I know could meet again.
    Yes it is amazing that our bond is created only one week. But it is true.I feel now you are big asset to us. You are already a member of our family.
    Thank you for coming to our house. And please come back here as soon as possible. Surely, we do our best to get a chance to go to Norway, even though we have 9 animals.
    Take care and have a nice trip, Henning!!

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