愛とエネルギーでいっぱいの老人ホーム

時々、お年寄りの方とのコミュニケーションが難しい時があります。でも、言語の違うお年寄りとのコミュニケーションはもっと難しいものです。最後には、予想していたより良い結果になりました。宇陀市での滞在中、私たちは日本の老人ホームを訪れ地元のお年寄りの方と時間を過ごす機会をもつことができました。それぞれの自己紹介の後、何人かのお年寄りにとって私たちが始めての外国人だということを知りました。私たちにとっては、自分たちの国の代表として紹介する良い機会になりました。

calligraphy kanji characters


最初に習字で漢字を一緒に書きました。良い意味のある漢字;愛、夢、希望などを書きました。習字を学ぶ良い機会でもありましたが、お年寄りの方を手助けすることもできました。何人かの方は車椅子に乗っていたり、手が不自由な方もいまた。そういうお年寄り達に手をそえて一緒に書いている姿はとてもパワフルでした。

Student and community member


本来は、私たちWCIのメンバーがお年寄りの方に奉仕をするつもりでしたが、お年寄りの方からこんなに大きいインパクトを受けるとは思っていませんでした。お別れをする時はとてもつらい時間でした。一人の車椅子の90歳ぐらいの女性が私の手をとり、日本語で話し始めました。そして、すぐに涙を流しました。この瞬間、言葉は必要ありませんでした。きっと彼女は私が何を言っているのか理解できていないと知っていましたが、私は彼女の暖かい気持ちとエネルギーを感じました。彼女が何を伝えたいのか心で感じ取ることができ、言葉のひとつひとつに思いがこもっているのが分かりました。ちょうど私の後ろで彼女の言葉を通訳してくれた人がいました。彼女の言ったことの中に『私たちのところに来てくれて、時間を過ごしてくれてありがとう。あなた達に会えたから今日まで長生きしてきて良かった。』私たちは本当に素敵な経験をし、90歳の人々が今でもこの世界で人に影響を与える力があることを感じました。

Brandon and community member


(Brandon Serna – External Relations Manager for Summer ‘11 Road Team)

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